ウィンブルドンでは、ガスケが好スタートを切り、ガストンも好スタートを切る！

今のところ、フランス勢はイギリスの地で健闘している。第1シードのムペシ・ペリカールが出場権を獲得したほか、多くのトリコロール勢が予選2回戦に進出している。

ウーゴ・ガストンやリシャール・ガスケなどだ。かなり手頃な相手と対戦した2人は、1セットも落とすことなく勝利し、本質的なプレーを見せた。

第2シードのウーゴ・ガストンは、芝でのプレーが苦手なことで知られていたが、この芝での今季初勝利を挙げ、この課題を克服した。望月との対戦では、輝きはなかったものの、サーブで十分な強さを見せ、7-6, 6-4で勝利した。

リヨンのクレーコートでタイトルを獲得してから、わずか10日足らずしか経っていないが、トゥールーズ出身の彼がメイン・ドローに進出したいのであれば、このサーフェスをより効果的に使いこなす必要があるだろう。

また、リシャール・ガスケもデビュー戦で成功を収めている。現在38歳、ベジエ出身の彼は、芝でプレーすることが多いが、そのファイティング・スピリットを証明している。特にフィジカル面では、ベストの状態には程遠いものの、ガスケは決して気を緩めることなく、このスポーツを愛する者として、初戦を突破したのだ。地元プレーヤーのクロフォードと対戦した「リッチー」は、1時間30分あまりの試合を6-2, 7-6で制した。

両者とも決勝トーナメント進出まであと2勝に迫っている。