「テニス選手としてだけでなく、自分自身を知りたい」と語るルブレフ
世界ランキング15位のアンドレイ・ルブレフは、これまでに世界トップ5入りを果たし、キャリアで17のタイトルを獲得している。その中には2つのマスターズ1000(2023年モンテカルロ、2024年マドリード)という彼にとって最も栄誉あるタイトルも含まれている。
27歳のロシア人選手は、キャリアの中で苦難の時期も経験し、人生の特定の時期に鬱(うつ)状態にあったことを明かしている。ATPメディアが公開した1分間のショートビデオ(予告編形式)で、ルブレフはテニスとの向き合い方について語った。
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「私を知らない人たちに、どう自分を説明すればいいだろう?今のところはテニス選手としてだ。でも私は、テニス選手としてだけでなく、自分自身を知りたいと思っている。
テニスは私の人生だ。これ以上重要なものはない。コートに立って思い通りにいかない時、私は死ぬような気分になった。
もちろん、どうするか?ストレスの頂点に立っている。生き延びるために必死になる。タイトルは獲れるが、心の中ではただ生き残っているだけだ。
ベッドに横たわっても、本当の休息は得られない。それが終わることはないから。今でもテニスは大好きだ。できる限りのことを成し遂げたい。だが、苦しみながらではなく、最も健全な方法でやりたい」とルブレフは語った。このインタビューの全文は、近日中に公開される予定だ。
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