ディミトロフ、ローマでサバイバー・モード!
Le 14/05/2024 à 13h39
par Elio Valotto
グリゴール・ディミトロフは、タイブレークの末、テイラー・フリッツに2-6, 7-6と1セット差まで詰め寄った。第1セット、ブルガリア勢のスタートがあまりに悪く、勝利の望みをつないだ後、世界10位のグリゴール・ディミトロフがファイナルセットを奪い返したのだ。マッチポイントをセーブした30歳は、完全なカムバックを果たし、準々決勝進出を決めた。
フリッツは非常に良いプレーをし、自分自身を責めるようなところはほとんどなかった。サーブが非常によく(9本のエース)、重要なポイントに強く(11本中11本のブレークポイントをセーブ)、ベースラインからのプレーも堅実(22本のウィナー、8本のアンフォーストエラー)。一方、ディミトロフは、この1年の進歩を余すところなく発揮した。フラストレーションが溜まっていたにもかかわらず、彼は決してあきらめず、自分のプレーを貫いた。サーブのキレはアメリカよりやや劣り(7本のダブルフォールト)、エラーもかなり多かったが(22本のアンフォーストエラー)、非常にアグレッシブなプレー(34本のウィナー)を続けたことで、最終セットをものにした。
イタリアで準々決勝に進出するのはどちらのプレーヤーになるのか。