アルカラスが戻ってきた!
カルロス・アルカラスがインディアンウェルズ・マスターズ1000で2年連続の優勝を飾った。昨年9月以来、苦戦を強いられてきたこのスペイン人プレーヤーは、テニス・ガーデンのコートで最高のパフォーマンスを取り戻した。土曜日の準決勝でヤニク・シナーを破り(1-6, 6-3, 6-2)、日曜日の決勝ではダニール・メドベージェフを圧倒し(7-6, 6-2)、昨年に続きタイトルを獲得した。
アルカラスは当初、試合に入るのに苦労していた。第2ゲームでサーブを失い、17分後に3-0とされた。しかし、徐々に状況を好転させ、3-3まで追いつき、タイブレークで第1セットを先取。その後、メドベージェフのテニスは自由自在になり、メドベージェフはついていくことができなかった。メドベージェフは最後の9ゲームのうち8ゲームを制し、見事なテニスで第2セットを27分で取り、タイトルを決めた。
アルカラスがベストの状態に戻ったことは間違いない。マイアミ(3月19~31日)では、対戦相手がどのような抵抗を見せるか、注目されるところだ。