ズベレフ、ローマでタビロ相手に復活!
アレハンドロ・タビロは、この試合の終わりに大きな後悔をすることになるかもしれない。質の高い試合で相手を痛めつけたチリ人プレーヤーは、第2幕の終盤、決勝に進むためのエネルギーを欠いてしまった。
第2セットの終盤、少し足元がおぼつかなくなったタビロは、様子見の姿勢を見せ、最高のタイミングでネジを締めることができるアレクサンダー・ズベレフの術中にはまることが多くなった。タイブレークでは2-0とリードされたが、ズベレフは最後の9ポイント中7ポイントを取り、6-1, 6-7で逆転。ほとんどミスをせず、ボールに体重をかけた世界ランク5位は、当然のようにファイナル・セットをもぎ取った。
このセットの終盤、観客の声援を受けながら、勢いはやや落ちたように見えたが、決勝進出を決めるには、チリは初期のダイナミズムを取り戻さなければならないだろう。チリのボール奪取のキレはかなり落ちており、ゲームの戦術的なカギを相手に委ねているように見えた。勝つためには、それを取り戻さなければならない。
ローマのセンターコートには、まだ勝負のすべてが残っているのだ!