ローマでメドベージェフは、「今は元気だ」と安心した。
イタリアのトーナメントは安堵のため息をつくことができる。シナー、アルカラズ、ベレッティーニ、レヘカ、ハンバート......といった大物選手の棄権が相次ぎ、ディフェンディング・チャンピオンのメドベージェフが出場するかどうかはまだ不透明だった。実際、世界ランキング4位のメドベージェフは、マドリッドでの準々決勝を棄権せざるを得なかった。
ジャック・ドレイパー(世界ランク40位)との王座防衛戦に臨むにあたり、メドベージェフは自身の健康状態について安心させるようなコメントを残している。軽い怪我をしたんだ。マドリッドで3日間休んで、ローマに到着してトレーニングの機会を得た。通常、怪我が悪化するリスクはないので、プレーして様子を見るつもりだ」。(記者会見でのインタビュー)。
メドベージェフもまた、記者会見で自身の進歩について語った。2、3年前は、滑ったとき、ショットを打ったとき、いつも正しいことをしたのだろうかと思っていた。今は、自分が何をしなければならないかがわかっている。[昨年は、正しい練習、正しい動きを見つけた。今年も続けている。今年もとてもうまくいっている。はい、幸せです」。