「この1年半、現実が私を襲っている」ウィンブルドン準決勝敗退後のジョコビッチの反応
Le 11/07/2025 à 20h12
par Jules Hypolite

ノバク・ジョコビッチはウィンブルドンでの7大会連続決勝進出を目指していたが、ヤニック・シナーに準決勝で阻まれた。
今年38歳を迎えたセルビアのスターは世界1位を倒せることを期待していたが、記者団の前で認めたように、年齢が追いついてきた。
「コート上で快い感覚ではなかった。だが、自分の怪我の詳細について話したり、ベストを尽くせなかったことを嘆いたりしたくはない。ヤニックの素晴らしいプレーを称えたい。それだけだ。彼は決勝に進み、強すぎた。自分が期待したほど動けなかったことが残念だ。
不運だとは思わない。これは年齢と体の消耗だ。体のケアをしていても、この1年半、正直言って今までにないほど現実が私を襲っている。受け入れるのが難しい。なぜなら、自分はフレッシュでフィットしていると感じ、良いテニスができると思っているからだ。今年それが証明できた。
5セットマッチを戦うことは、体力的に本当に厳しかった。トーナメントが進むほど、私のコンディションは悪化する。今年は全ての主要大会で準決勝まで進んだ。シナーやアルカラスと対戦しなければならないが、彼らは調子が良く鋭い。
私はガソリンが半分しかない状態で試合に臨んでいる感じがする。そんな状態で試合に勝つことはできない。現実を受け入れ、そこから最善を尽くすしかない。」
ビッグ3の最後の現役メンバーであるジョコビッチは、引退の可能性を否定し、来年もウィンブルドンに戻る意向を示した。
「もしこれがここでの最後の試合だったら悲しかっただろう。だが、センターコートでの最後の試合でないことを願っている。今日ウィンブルドンでキャリアを終えるつもりはない。少なくともあと1回は戻ってくるつもりだ。」