グラチェバ、マドリードWTA1000初戦でルル・サンに逆転負け
Le 22/04/2025 à 19h01
par Adrien Guyot

マドリードWTA1000大会初日、ダイアン・パリと共に本戦出場したフランス人選手2人のうちの1人、ヴァルヴァラ・グラチェバは2回戦進出を目指していた。
世界ランク66位のグラチェバは、ニュージーランドのルル・サンとの対戦で、相手の最初のサービスゲームをブレイクする好スタートを切った。しかし左利きのサン(前回ウィンブルドン準々決勝進出)は見事に反撃し、試合の流れを逆転させた。
WTAランク45位のサンは、一方的な展開となった第2セットを奪い、決勝第3セットに突入。フランス人選手が先にブレイクを決めたものの、その優位は長続きしなかった。
結局、サンは途中複数のブレイクポイントを凌ぎ、キャリア初のグラチェバ戦勝利を収めた(3-6, 6-1, 6-4、2時間未満)。
2024年オークランド大会での過去唯一の対戦では、グラチェバが2セットで勝利していた。24歳のサンは2回戦でソフィア・ケニンと再戦する。
一方グラチェバは、2025年シーズン開幕から苦しい戦いが続いている。今シーズン同一大会で2連勝を達成できていない彼女は、ルーアン大会(ジェシカ・ボウザス・マネイロに8強戦で敗退)に続き、今季クレーコートでの2敗目を喫した。