グリークスポール、ツベレフ戦前に棄権：世界3位がプレーなしで準決勝進出

タロン・グリークスポールは金曜日に行われるアレクサンダー・ツベレフとの試合に出場できなくなった。

本日金曜日はATP500ウィーナーの準々決勝が行われる。アレックス・デ・ミナールがマッテオ・ベレッティーニを2セット（6-1, 7-6）で下し日程をスタートさせた中、第2試合ではアレクサンダー・ツベレフ対タロン・グリークスポールの対戦が予定されていた――これは近年ATPツアーで繰り広げられてきた定番カードである。

両選手は実に11度目の対戦（ドイツ人選手が8勝2敗）となる予定だったが、この試合は実施されない。実際、背中を負傷したオランダ人選手は棄権を余儀なくされたのである。

カレン・ハチャノフとブランドン・中島を破った後、29歳のグリークスポールはプレーすることなくツベレフを準決勝に送り込んだ。世界ランク3位の選手はコランタン・ムートゥまたはロレンツォ・ムゼッティと対戦する――彼らは今日の最終試合で対戦する予定だ。

これにより、オーストリアの首都のセンターコートで行われる次の試合――世界ランク2位ヤニック・シナー対アレクサンダー・ブブリク戦――は17時30分開始となる。