コスチュークがポタポワを圧倒、マドリードでサバレンカと準々決勝へ
Le 30/04/2025 à 06h14
par Adrien Guyot

22歳のウクライナ選手マルタ・コスチュークが、マドリードWTA1000の準々決勝に進出した。シュトゥットガルト大会(前回準優勝)を棄権したためトップ30から脱落していたが、今回のマドリードでの活躍により再びトップ30に返り咲く見込みだ。
シード選手として1回戦を免除されたコスチュークは、エマ・ラドカヌ(6-4、2-6、6-2)とベロニカ・クデルメトワ(6-0、4-6、6-4)を破って4回戦に進出。アナスタシア・ポタポワとの対戦が待っていた。
世界ランク39位のロシア人選手ポタポワは、アシュリン・クルーガー(6-7、6-4、6-2)、鄭欽文(6-4、6-4)、ソフィア・ケニン(3-6、6-4、7-6)を破って勝ち上がってきた。ケニン戦ではマッチポイント2つを救っている。
コスチュークとポタポワの4度目の対戦では、ウクライナ選手が早くから差をつけた。サービスリターンに苦しむ相手に対してコスチュークは試合を支配。第2セット中盤に転倒して医療タイムアウトを取るアクシデントがあったものの、第24シードは最後まで集中力を保ち(6-3、6-2)で勝利を収めた。
この勝利により、コスチュークはキャリア3度目のWTA1000準々決勝進出を果たした。過去には昨年のインディアンウェルズ(ベスト4)、今シーズンのドーハ大会で準々決勝に進出している。
準決勝進出をかけて、コスチュークは次に世界ランク1位のアリーナ・サバレンカと対戦する。ウクライナ選手は過去2回の対戦でベラルーシ選手に勝利しておらず、マドリードでの水曜夜の試合でキャリア最高のパフォーマンスを発揮しようとしている。