シェルトン、緊迫の試合を制す：バーゼルでマイフジャクを相手にマッチポイント2回を救う

ベン・シェルトンは、カミル・マイフジャクとの息詰まる戦いの末、底力を発揮して勝利を収めなければならなかった。

シェルトンはATP500バーゼル大会の1回戦を突破した。昨年準優勝したこのアメリカ人選手は、ATPファイナルズ出場権獲得を目指してなお戦い続けており、世界ランク70位で予選を勝ち上がってきたマイフジャクとの初戦を順調に乗り切ることを期待していた。

予選でペドロ・マルティネスとバレンティン・ロイエルに勝利したポーランド人選手は、世界ランク6位の選手との華やかな1回戦に臨んだ。これは両選手のATPツアーにおける初対戦となった。

最初のセットではブレークがなく、当然のようにアメリカ人選手とポーランド人選手はタイブレークでもつれた。タイブレークはマイフジャクが優勢に進めた（7ポイント対2）。しかしシェルトンは第2セットで素早く反応し、セットの最初と最後にブレークを決めて追い上げた。

第3セットの展開は第1セットと同様だった。しかしタイブレークで、マイフジャクは2つのマッチポイントを獲得し、6ポイント対4でリードした。その時、コートの広いスペースが空いている状況で、届きそうなボレーをミスしてしまったのである。

シェルトンはその後同点に追いつき、最後の4ポイントを連取して勝利を収めた（6-7、6-3、7-6、試合時間2時間43分）。シェルトンは準々決勝に進出し、ハウメ・ムナールと対戦する。