シェルトン、USオープン初戦をボス風の勝利で飾る

USオープン第6シードのベン・シェルトンは、予選通過者のイグナシオ・ブセをストレート（6-3、6-2、6-4）で下し、大会初戦を圧倒的な勝利でスタートさせた。

アーサー・アッシュ・スタジアムで行われた初日の試合として、大会主催者は今年トップ10入りを果たし、2023年ニューヨーク大会ではベスト4に入ったシェルトンの試合を組んだ。

最近トロントのマスターズ1000で優勝したシェルトンは、地元観客の前で35本のウィナー、5本のエース、ファーストサーブ後の得点率79%という好成績を挙げた。また、第2セットではあのラファエル・ナダルを彷彿とさせる見事なバナナショットを披露し、観客を沸かせた（下記動画参照）。

2回戦では、アメリカ人のシェルトンは、2017年と2020年にベスト4入りしたものの、現在世界ランク137位に後退しているパブロ・カレノ・ブスタ、または予選通過者のパブロ・ジャマス・ルイスと対戦する見込みで、余裕のある試合が期待される。

ニューヨークでの初日に行われた他の男子シード選手では、ヤクブ・メンシクがニコラス・ジャリーに（7-6、6-3、6-4）、アレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナがアレクサンダー・シェフチェンコに（6-1、6-1、6-2）それぞれストレート勝ちを収め、順当なスタートを切った。