シナー、デビスカップ決勝トーナメントのイタリア代表を欠場：「すべての批判を受け入れます」

イタリアでは、ジャニック・シナーがボローニャで行われるデビスカップファイナル8を欠場することが波紋を呼んでいる。

ここ数時間、シナーはイタリアメディアから激しい批判に晒されている。11月18日から23日にかけてボローニャで開催されるデビスカップ決勝トーナメントの代表選手リストに、世界ランク2位のシナーがフィリッポ・ヴォランドリ監督によって招集されていない事実が明らかとなり、国内に衝撃が走ったのである。

2連覇を目指すアズーリ（イタリア代表）は、準々決勝のオーストリア戦においてシナーを欠くことになる。ATP500ウィーナー大会初戦でダニエル・アルトマイアーに勝利（6-0, 6-2）した後、当の本人はキャプテンが発表した代表リストからの欠場について言及した。

「私が言えるのは、すべての批判を受け入れるということだけです。この件については既に詳しく説明しており、これ以上付け加えることはありません。ウィーン大会後はパリのマスターズ1000に出場します。

シーズン終了まであと3つのトーナメントが残っています。最後の大きな努力を捧げる時です」とシナーは断言した。現在ウィーン大会ではメディア『プント・デ・ブレイク』に対し、ラウンド16でフラビオ・コボリと対戦する予定であることを明かしている。