ジョコビッチ、あと1勝で100勝タイトル目前:「オリンピック以来ずっと考えていた」

ノバク・ジョコビッチは金曜日、グリゴール・ディミトロフを6-2、6-3で破り、自身60回目のマスターズ1000シリーズ決勝進出を決めた。日曜日にカテゴリー41勝目をかけて挑む相手は、テイラー・フリッツを破ったヤクブ・メンシクとなる。
しかし何より、セルビアの元世界ランキング1位はプロツアーで100勝以上のタイトルを獲得した選手の仲間入りを目前にしている。決勝進出後のジョコビッチはこう語った。
「グリゴール(ディミトロフ)からの賛辞を聞けてとても感謝している。彼は選手としても人としても非常に尊敬している人物だ。私は彼を友人と考えており、コート外でも時間を共にするのが好きな仲間だ」
「ブルガリアとセルビアは隣国同士。多くの伝統や文化、共通点を共有していると思う。言語も非常に似ている。彼からの賛辞は大きな栄誉だ」
「今回も彼とコートを共有できたことに心から感謝している。引退前にもう何度か対戦できることを願っている。私たちは長い間プレーしてきた仲だから」
「100勝タイトル? オリンピック以来ずっと考えていた。上海マスターズ1000で決勝まで進んだ。あの時は本当に近かった。その後、大きなトロフィーを勝ち取るために必要なテニスのレベルを見つけようと努力してきた」
「今週はそれができたと正直に言える。トーナメントに向けた準備の仕方、プレーの仕方に非常に満足している。今のところ1セットも失っていない。これは素晴らしいチャンスだ」
「2日後に何が起こるか見てみよう。決勝が待ち遠しい。以前にも言ったように、このトーナメントで可能な限り最高のテニスを見つけたかった。それができたし、タイトル獲得に向けて良いポジションにいる」
「自分のゲームに集中する必要がある。戦術的にやるべきことはわかっている。だが目標は、特にここ2試合のように高いレベルでプレーし続けることだ」とジョコビッチは勝利後に語った。