スタブス、ジョコビッチについて：「彼がプレーを続ける理由は何もない」

セレナ・ウィリアムズの元コーチ、レナエ・スタブスが、グランドスラム最多タイトル記録保持者ノバク・ジョコビッチの将来について言及した。

自身のポッドキャスト（The Rennae Stubbs Tennis Podcast）で、このオーストラリア人は、身体的な懸念材料と既に比類のない実績があるにもかかわらず、セルビア人選手がキャリアを続ける動機について公然と疑問を投げかけている。

「ノバクは、特定の選手に対して十分なリソースがなくなっているように見える…ある時点で、そして私は何ヶ月も、あるいは1年か2年前から言い続けているが、時間の経過を感じざるを得ない。いつか必ず時間があなたに追いつく。だから疑問に思う：彼はあとどれくらいプレーを続けるつもりなのか？

私は間違っていることを願う。なぜなら、彼があと長く続けてほしいからだ。しかし、彼が本当に全仏オープンやウィンブルドンまで戦い続けるのかどうか疑問に思う。あと約9ヶ月残っている。彼はもうマスターズ1000で優勝しようとしているわけではない。なぜなら、すべての記録を保持しているからだ。だから、彼がプレーを続ける理由は何もない。」

38歳の元世界ランキング1位は、繰り返される怪我と常に若返るライバルたちにもかかわらず、2025年の四大大会全てで準決勝に進出するなど、驚異的な安定感を保っている。

さらに、ジョコビッチ本人も、レブロン・ジェームズやクリスティアーノ・ロナウドのようなチャンピオンたちに触発され、まだ引退する準備ができていないと述べている。