ズベレフ、バウティスタ・アグットを退けマドリード・マスターズ3回戦へ

ATP500ミュンヘン大会で優勝したばかりのアレクサンダー・ズベレフは、全豪オープン決勝でヤニック・シナーに敗れた後、苦しいシーズン開幕を経て自信を持ってマドリードに到着した。

世界ランク2位のドイツ人選手は、2018年と2021年にこの大会を制した実績を持ち、連勝を狙ってスペインの首都に臨んでいる。

2025年大会初戦でベテランのロベルト・バウティスタ・アグットと対戦したズベレフは、相手にほとんどチャンスを与えなかった（ウィナー31本対4本、直接ミス8回のみ、エース10本、ブレークポイントを1度も許さない）。

スペイン選手に対して初めの2戦を落としていたズベレフだが、現在は6勝2敗とリードしている。これでズベレフはクレーコートで6連勝を達成し、この期間中に失ったセットはバイエルン準々決勝でのタロン・グリックスプール戦の1セットのみとなった。

グランドスラム3度の準優勝者は、アレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ対ヌーノ・ボルヘスの勝者と対戦し、ベスト16入りをかけて戦う。

「このセンターコートはツアーで最も好きなコートです。ここで負けたのは2回だけ。この記録が今後10日間も続くことを願っています」とズベレフはATPのインタビューで勝利後に語った。