ナブラチロワ、WTAファイナルズの本命を明かす

マルチナ・ナブラチロワは疑念の余地を残さない。2025年リヤド開催のWTAファイナルズ（11月1日～8日）を目前に控え、女子テニスのレジェンドは絶対的な本命を見据えている：アリーナ・サバレンカだ。

18のグランドスラムタイトルを獲得した元チャンピオンはWTA公式サイトに語り、ベラルーシ選手の支配力を説明した。

「彼女は今年のグランドスラム達成まであと3～4ゲームというところだった。その安定性は過小評価されてはならない。全てのメジャー大会で最高の状態を発揮した。全仏オープンでのココ・ガウフとの敗戦を悔やんだのは間違いないだろう。

しかし彼女は立ち直り、連勝を重ね、全米オープンでは圧倒的な強さを見せた。素早いが速すぎず、力強いが正確なショットを持つ。これはコート上で致命的な組み合わせだ。サバレンカは自身の技術の頂点にあり、最高の状態でプレーすれば、誰にも彼女を倒すことはできない」

リヤドでのWTAファイナルズは、選手たちにとって激しいシーズンの締めくくりとなる。今年はどのチャンピオンが栄冠を手にするのか、注目が集まる。