「プレッシャーをうまくコントロールできた」——ロラン・ギャロス3回戦進出のボワソンが勝利を噛みしめる

ロワーズ・ボワソンがロラン・ギャロスの3回戦に進出した。22歳のフランス人選手(ランキング300位以下)はパリのグランドスラム主催者からワイルドカードを与えられ、1回戦でエリーズ・メルテンスを破り、続く試合でも勝利を収めた。
昨年ロラン・ギャロス直前に膝の前十字靭帯断裂に見舞われたボワソンは、ウクライナのアンゲリーナ・カリニナ相手に一切の隙を見せず(6-1、6-2、試合時間1時間2分)、揺るぎない勝利を手中に収めた。記者会見で世界113位選手との対戦について語った。
「今日は朝のウォームアップからすごく調子が良かった。試合中も集中力を保てた。私のランキングでは、予選を通るにせよメイン抽選に参加するにせよ、ワイルドカードが必要だった。これは追加のプレッシャーではないけれど、その期待に応えたいという気持ちはある。私を支えてくれる人たちを誇らせられるよう、できる限り先に進みたい。去年の出来事の後にここまで来られたのは素晴らしいこと」
「言った通り、さらに先へ進みたいけど、ここまで来られただけでも最高よ。練習でできることを試合で実践しようとしている。今のところ上手くいっているし、この調子が続くことを願っている」
「コート上で見せるほど楽だったわけじゃない。試合を通して堅実だったけど、プレッシャーは感じていた。ストレスも感じたし、完全な自信があったわけではない。でも落ち着いて、先のことを考えずにいられた」
「フランス人同士の対戦は最高だ。3回戦にフランス人が2人残って、どちらかが必ず4回戦に進む。いずれにせよフランステニスにとって素晴らしいこと。エルサ(ジャックモ)とはよく知っている相手だ。彼女のプレーも理解している。すべて分析して、次に備えるつもり」
「盛り上がる雰囲気でプレーするのは好きだけど、コート7でやった今日もすごい熱気だった。大きなコートかどうかは大した違いじゃないわ」とボワソンはTennis Actu TVに語った。