マスターズ1000:世界ランク136位のアトマーヌ、ベスト4進出は史上8位の低ランク記録
Le 16/08/2025 à 15h00
par Arthur Millot

シンシナティ大会でルーネをストレート(6-2, 6-3)で破る鮮烈な勝利を収めたアトマーヌは、次戦でイタリアのシナーと準決勝を戦い、決勝進出をかけて対戦する。
世界ランク1位の王者を下すだけでも偉業だが、自身が136位という低ランクでの勝利はさらに特筆すべき快挙だ。
このアメリカ大会の準決勝進出により、23歳の若きフランス人選手はマスターズ1000史上8番目に低いランクでベスト4に到達した選手となった。記録保持者は1999年インディアンウェルズのアメリカ人ウッドラフ(当時世界ランク550位、フィリプーシスに1-6, 2-6で敗退)である。
特筆すべきは、アトマーヌがこのリストに名を連ねる唯一のフランス人ではないことだ。先輩格のルコントも1990年モンテカルロ大会で世界152位という低ランクながらベスト4進出を果たしている(ムスターに2-6, 3-6で敗退)。