ムセッティ、北京準々決勝で棄権

フランスのムペツィ・ペリカールとマナリーノに勝利したロレンツォ・ムセッティは、ATP500北京大会の準々決勝でアメリカテニス界の新星リアナー・ティエン（52位）に挑んだ。

しかし、この対決はイタリア人選手にとって悪夢に終わり、4-6, 6-3, 3-0（ティエン有利）の時点で左太ももの負傷により棄権を余儀なくされた。

この状況は19歳のアメリカ人選手に有利に働き、中国トーナメントの準決勝進出を決めた。ティエンはこの結果により、トップ10選手に対する5勝目も達成した。

なお、ムセッティは握手の際に大ブーイングを受けた。同選手は北京での初戦後の物議を醸した発言に対し、既に観客から怒りの声が上がっていた。