ルブレフ、5連敗でATPファイナルズ出場が遠のく
Le 21/10/2025 à 17h01
par Adrien Guyot

アンドレイ・ルブレフはウィーン大会でキャメロン・ノリーに敗れ、新たな敗戦を喫した。この敗戦により、ロシア人選手のATPファイナルズ出場の可能性が低下した。
レースランキング14位のルブレフは、過去5回連続でマスターズに出場してきた実績を踏まえ、ATPファイナルズへの出場権獲得を目指し、ATP500シリーズのウィーン大会での活躍を期待していた。第7シードとしてオーストリアの首都での初戦に臨んだルブレフは、キャメロン・ノリーと対戦した。
過去の直接対戦ではルブレフが3勝2敗と優勢だったものの、ノリーはこれまでしばしばルブレフにとって手強い相手となってきた。
この試合で32本のウィナーを放ちながらも、試合開始から完全に調子が出ず、ルブレフは敗北を喫した。しかし、6-2、5-3とリードされた状況から、28歳の選手は反撃を見せた点は特筆される。
ルブレフは第2セットのタイブレークを制したものの、試合の流れを維持することはできなかった。結果として、左利きの英国人選手が3セット(6-2、6-7、6-2、試合時間2時間5分)で勝利を収めた。
世界ランク35位のノリーはATP500ウィーン大会のベスト16に進出し、アレクセイ・ポピリンまたはマッテオ・ベレッティーニと準々決勝進出をかけて対戦する。一方、ルブレフは全米オープン3回戦でのコールマン・ウォンに対する5セットでの勝利以来、5連敗を続けている。
来週行われるパリ・マスターズ1000で奇跡的な優勝を果たさない限り、2022年にキャスパー・ルード戦で準決勝に進出した実績を持つルブレフが、6年連続でのATPファイナルズ出場を果たすことは難しい見通しだ。