ルードに振り切られたノリーは、対戦相手を称賛している。「彼は今大会の優勝候補だし、おそらく全仏オープンでも優勝候補だろうね」。

月曜日、キャメロン・ノリーは、キャスパー・ルードに6-2, 6-4で完敗した。モンテカルロ以降、このノルウェー人プレーヤーは、12試合で11勝、優勝1回、決勝1回と不動の地位を築いている。最高のテニスをすることなく、クレーコートでは圧倒的な強さを発揮し、（マドリッドでは）まだ挑戦を受けていない。非常に冷静なこの世界6位は、無力なノリーを完璧な静けさの中で退けた。

記者会見で対戦相手のレベルについて聞かれた世界ランク30位は、賞賛の言葉を口にした。相手のレベル、特にノルウェー人の弱点であるバックハンドのレベルに感銘を受けたノリーは、迷うことなくキャスパー・ルードを優勝候補に挙げた。彼は何度か僕を抜いていったし、今日（月曜日）はバックハンドをあまりミスしなかったと思う。彼は今大会の優勝候補だし、おそらく全仏オープンでも優勝候補だろうね。[彼のゲームの質にはとても感銘を受けたよ。モンテカルロとバルセロナではとてもいいプレーをしていて、ちょっと驚いたよ。第2セットでは少し優位に立つことができたけど、最後のゲームは少し残念だった。いい勉強になったよ」。

ルードは、世界最高のクレーコート・プレーヤーの一人としての地位を確立しつつある。とはいえ、キャメロン・ノリーが、ルードがパリでタイトルを獲得する唯一の有力候補だと言うのは、少し飛躍しすぎではないだろうか？そうではないかもしれないが、この疑問は確かに尋ねる価値がある。

いずれにせよ、ルードは今週火曜日、マドリッド・マスターズ1000の準々決勝でフェリックス・オージェ-アリアシームと対戦する。