ルード、バーゼルで好調続けワウリンカを撃破

キャスパー・ルードが元チャンピオンのスイス人選手を圧倒的な強さで下した。彼の堅実なプレーと冷静さが、ストックホルム以降続く輝かしい連勝記録をさらに更新する勝利をもたらした。

バーゼル大会18度目の出場となったスタン・ワウリンカは、2回戦で敗退。40歳のスイス人選手は、1回戦でミオミル・ケチュマノビッチ（6-1, 7-6）を破り、ATPツアーでの今年3勝目を挙げる若返り効果を見せていた。

この日木曜日の2回戦でワウリンカはキャスパー・ルードに挑んだ。ストックホルムから6連勝中のノルウェー人選手は、粘り強い相手に対して警戒を緩めず、6-4, 7-6のスコアで7連勝を達成。トリノでのATPファイナル出権を争うレースに生き残った。

ルードは明日アレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナと対戦し、準決勝進出を懸ける。一方ワウリンカは、ワイルドカードを得て出場するアテネ大会（11月2-8日）で2025年シーズンを終えることになる。