「二人の勝者になる」、リンダーネックが上海での従兄弟ヴァシュロとの決勝戦を語る
Le 12/10/2025 à 07h00
par Adrien Guyot

2025年10月11日土曜日は、テニス史上に残る歴史的な日となるだろう。従兄弟同士のアーサー・リンダーネックとバレンタン・ヴァシュロは、それぞれダニイル・メドベージェフとノバク・ジョコビッチを準決勝で破り、日曜日に上海マスターズ1000でかつてない驚異的な決勝戦を戦うことになった。
フランス人選手がATPツアーでこのカテゴリのトーナメントを制するのは、2014年にトロントトーナメントで優勝したジョー=ウィルフリード・ツォンガ以来となる。
30歳のフランス人選手は、今、家族に起きているこの出来事を噛みしめている。トーナメント開始前の世界ランク54位は、メドベージェフに(4-6, 6-2, 6-4)で逆転勝利を収めたことについて語り、その後、よく知る相手であるヴァシュロとの決勝戦について言及した。モナコ代表のヴァシュロは、中国のこの都市で予選から始まった信じられないような旅路を続けている。
「最初のセットを落としてしまった。夜間のコンディションはスローになるが、最初は優勢になれなかった。彼は本当にうまく守っていた。その時、『戦い続けよう、たとえ負けるとしても、少なくともバレンタン(ヴァシュロ)を助けるために彼を疲れさせよう』と思った。
どういうわけか、2セット目でブレイクに成功し、3セット目は何が起こるか誰にも予測できない。バレンタンとはテキサス州のA&M大学で何千回も一緒にプレーした。
10歳、12歳、14歳の頃、私たちは何時間も一緒にプレーして過ごした。明日(今日の日曜日)は、何が起こっても二人の勝者になる。
もちろん試合と大きな利害関係はあるが、今日私たち二人は勝ったのだから、これ以上はできなかった」とリンダーネックはここ数時間、プント・デ・ブレイクに対してそう語った。