「優れたサーブを持つ選手に対しては、相手の頭の中に入り込む必要がある」シナーがブブリク戦勝利を分析

ヤニック・シナーは今回の全仏オープン準々決勝でアレクサンダー・ブブリク相手にわずか6ゲームしか失わなかった。

彼にとって試合の鍵は、相手の最大の武器であるサーブをリターンすることだった。ブブリクはこのサーブで第2セットに5ゲームを獲得していた。

「ベースラインでのプレーに非常に安定感を感じられて嬉しかった。私はリターンゲームが好きで、こうしたラリーでは常に良い展開に持ち込みたいと考えている」

「素早く反応し、相手の思考に入り込む必要がある。それが私の好きな部分だ。サーブの上手い選手に対しては特にこれを意識する」

「第2セットでは彼のサーブが冴え渡った。風が強くなり始め、彼にとって有利なサイドでサーブを打つ時にそれが功を奏した」

「彼は自信をつけ、エラーも減らし始めた。第1セットではフォアハンドに苦しんでいたが」

「動きも良くなり、素晴らしいドロップショットも見せた。彼の才能は周知の事実だ」