夢のような軌跡：フランスのラコトマンガ、WTA初タイトルへあと一勝

サンパウロのハードコートで魔法のような一週間を過ごした。レナタ・サラズアを圧倒した後、ティアントア・サラ・ラコトマンガは若きキャリアにおいて最も重要な決勝戦に臨もうとしている。

ラコトマンガはわずか19歳で、WTAツアー初タイトルまであと一歩のところまで来た。世界ランク200位以下ながら、このフランス人選手はサンパウロのハードコートで夢のような快進撃を続け、レナタ・サラズアを2セットストレート（6-3、6-2）で破り、決勝進出を果たした。

これで今週、彼女が破ったメキシコ人選手は3人目となる。1回戦でアナ・ソフィア・サンチェス、2回戦でビクトリア・ロドリゲスに勝利している。

ブラジル大会の決勝は異色の対戦となる。ラコトマンガの相手は、この夏終わりのインドネシアの新星ヤニス・チェンだ。チェンは準決勝でフランチェスカ・ジョーンズを破り（7-6、6-3）、今週一度もセットを落としていない。

決勝の結果に関わらず、ラコトマンガは月曜日にはトップ150入りを果たし、仮のランキングで149位となる見込みだ。