怪我でコリッチがデビスカップ対フランス戦を前に棄権
Le 09/09/2025 à 18h18
par Adrien Guyot

世界ランク107位のボルナ・コリッチは現在、困難な時期を迎えている。2022年にシンシナティ・マスターズ1000で優勝したこのクロアチア人選手は、ここまで5連敗中で、直近5大会はメインツアーながらも主にチャレンジャーツアーを転戦している。全米オープン1回戦でイジー・レヘチカに敗れた28歳の選手は、厳しい現実を認めざるを得なかった。
「時には現実を直視する必要がある。私はもう以前の自分ではなくなった、それだけだ。言うなれば、これまでのすべての意義について腰を据えて考える『期限』を自分に課した。現時点で詳細には触れたくないが、はい、特定のランキングを達成するための期限を設けている。
トップ100前後をうろうろし、多くのチャレンジャートーナメントに出場してATPランキング80位前後を維持することも可能だろうが、それには興味がない。コートに立って良いパフォーマンスをするためには、非常にハードに練習しなければならない」と、コリッチはフラッシングメドウズでの敗退後そう語っていた。
コリッチの次の目標は、オシエクのクレーコートで行われるデビスカップ予選のフランス戦となる予定だった。しかし、元世界ランク12位の選手は、怪我のため出場できなくなった。
こうして、今週末にフランス代表「レ・ブルー」に挑むクロアチアチームには、代わりにマテイ・ドディグが加わることになった。世界ランク258位の20歳の選手は、マリン・チリッチ、ディノ・プリズミッチ、マテ・パビッチ、ニコラ・メクティッチと合流し、勝利チームが2か月後にボローニャで行われるファイナル8進出を賭けたこの一戦に向け準備を進める。