敗戦まであと2ポイントという状況から、ルーンがハリスを逆転し、全仏オープン8強進出を決めた
Le 30/05/2025 à 15h28
par Arthur Millot

ハリスは全仏オープン3回戦でフィリップ・シャトリエ・コートにおいてルーンと対戦した。
接戦となった第1セットの後、ハリスは好機を逃さずブレイクを奪い、試合の主導権を握った。しかしルーンはその後明らかにプレーレベルを上げ、特に第1サーブでの94%の得点率を武器に、フランス人選手に6-2のスコアで圧勝した。
第3セットでは両選手が激しい戦いを繰り広げ、クレンタン・ハリスが粘り強く勝利し、この対戦を2セット1でリードした。次のセットはフランス人選手にとって非常に悔しいものとなった。デンマーク人選手のサービスゲームで5-4、30-15とリードしていたが、昨年のウィンブルドンと同様にチャンスを逃し、第5セットで崩れてしまった。
オートゥイユ門で初のトップ10選手撃破と大会2週目進出まであと一歩だったハリスは、大きな悔しさを抱えてパリを去ることになった。フランスでは2016年以来、全仏オープンでフランス人選手がトップ10選手に勝利するのを待ち望んでいた。最後に達成したのは2016年、ガスケが第6シードの錦織圭を8回戦で破った時だった。
一方ルーンは、フランス人選手との5セットマッチ(4-6, 6-2, 7-5, 5-7, 6-2)で2度目の勝利を収め、オートゥイユ門での8強進出を決めた。次戦ではイタリアのムセッティと対戦する。