「時々、イライラしているときの方が少し上手くプレーできる」とゴフ、ベンチッチとの騒動に反応

ベリンダ・ベンチッチは北京でのココ・ゴフとの試合で失った第2セットに苛立ちを露わにした。スイス人選手はアメリカ側のチームが騒音を立てて自身の集中力を乱したと非難していた。

勝利後の記者会見で、ゴフはこれについて次のように反応した：「彼女が私のチームに何か言ったことは知っていましたが、具体的な内容までは分かりませんでした。チームから『静かにしろと言われた』と聞きました。

私は直接聞いていなかったので、チームからの伝聞しか信じられません。多分、彼女は私たちの応援に腹を立てていたのでしょう。私にとってコートは静かで、両チームの声がよく聞こえます。

前回のラウンドでも、2試合とも相手チームの声が非常にはっきり聞こえました。コートが静かだったからです。

そう、あの直後のゲームでは、私もイライラして3つのダブルフォルトをしてしまいました。でもその後、『もうこれ以上負けたくない』と思い直したんです。

集中力を取り戻すことができました。ある意味、これはほとんどプラスに働いたと思います。自分自身というより他の何かにイライラしている時、時々少しプレーが良くなる気がします。

なぜか分かりませんが、役に立ったと思います。でも私は対立を好むタイプではありません。コート上の衝突は好きじゃない。本当に嫌いなんです。ただ、起こることはあります。これがスポーツですから」