「最初は戦術的に愚かだった」ズベレフがパリでのメドベージェフとの接戦を制し勝利後に語る
パリでのダニイル・メドベージェフとの準々決勝で苦境に立たされながらも、王者アレクサンダー・ズベレフは2つのマッチポイントを凌いで勝利を収めた。
ズベレフはロレックス・パリ・マスターズでの2連覇の夢をまだ追い続けられる。昨年ベルシーで最後に優勝したドイツ人選手は、金曜夜のメドベージェフ戦で敗退寸前だった。
ATPツアーの定番カードとなる両選手の22回目の対戦(試合前の対戦成績はロシア選手の14勝7敗)で、世界ランク3位のズベレフは最初のセットを落とすも、2つのマッチポイントを救い、最終的に勝利した(2-6, 6-3, 7-6で2時間30分)。
ズベレフは決勝進出をかけてヤニック・シナーと対戦するが、まずは2023年シンシナティ・マスターズ以来勝利から遠ざかっていた最大のライバルの一人に対する勝利についてコメントした。
「最初の段階でも自分が良いプレーをしていると感じていましたが、戦術的に愚かでした。自分のショットは感じられていて、流れを変えられると確信していました。私の意見では、最初のセットでは賢明なプレーができませんでした。
戦術的にいくつかの変更を加え、2セット目でブレイクを成功させることができました。そこから試合の流れがかなり早く変わりました。最も誇りに思っているのは、特に2つのマッチポイントを救わなければならなかった場面で、どうにか勇敢であり続けられたことです。
昨日も言ったように、ダニイル(メドベージェフ)は私にとってある種の苦手な相手で、彼と対戦するのは好きではありません。ここ2年間、私を苦しめてきた選手です。この勝利には本当に嬉しく思っています。
ヤニック(シナー)とは先週、非常にハイレベルな試合を戦いました。明日(土曜日)も彼とコートを共有できることを嬉しく思い、再び素晴らしい試合ができることを願っています」とズベレフはATP公式サイトで語った。
Medvedev, Daniil
Zverev, Alexander
Sinner, Jannik
パリ