「私は良い嘘つき?」オスタペンコ苦手説にスワテクが皮肉交じりで返答
Le 31/05/2025 à 06h17
par Adrien Guyot

イガ・スワテクが全仏オープン8強入りを決めた。パリのグランドスラムに7度出場し、常にこのステージまで進出しているポーランド女王にとってはお馴染みの光景だ。
3回戦で世界ランク5位のスワテクはジャクリーン・クリスティアン(6-2、7-5)を下した。第2セットで苦しんだものの、3連覇を目指す女王は最終的に重要なポイントを押さえた。
ルーマニア選手との勝利後の記者会見で、スワテクは次の対戦相手について質問を受けた。その相手は、彼女が記者の前に現れているまさにその時に行われていたエレナ・リバキナ対エレナ・オスタペンコ戦の結果で決まる予定だった。
ある記者が「リバキナとオスタペンコのどちらを希望するか」と質問。スワテクはオスタペンコとの6度の対戦で未だ1勝もしておらず、グランドスラム5勝の彼女にとってまさに"苦手な相手"。今シーズンもシュトゥットガルトのクレーコートでオスタペンコに敗れている。
「現時点ではエレナ(リバキナ)がリードしています。もちろん最終結果は見ないと分かりませんが、どちらも素晴らしい選手です。私たちはここ数年何度も対戦し、お互いのプレーをよく知っています。誰が勝っても、どんな場合でも挑戦になるでしょう」とスワテクは答えた。
「どちらか希望は?」と記者が重ねて聞くと、スワテクは最初「いいえ」とだけ返答。しかし数秒後に笑いながらこう続けた:「私は良い嘘つき? まあ、ポーカーは向いてないわね」とポーランドのスターは皮肉交じりに語った。
結局リバキナがオスタペンコを6-2、6-2で下し、スワテクの次戦の相手に決まった。二人は過去8回対戦(4勝4敗)しているが、前回オリンピックの銅メダリストにとっては、WTAツアーで最も苦手とする選手と対戦しなくて済むのは安心材料だろう。