「素晴らしい経験だった、私たちは楽しんだ」全米オープンミックスダブルス決勝後、ルードが語る

決勝まで駒を進めた見事な戦いの末、イガ・シフィオンテクとキャスパー・ルードは、完全イタリアペアのサラ・エラニ／アンドレア・ヴァヴァッソリ組（6-3, 5-7, 10-6）に敗れた。

表彰式後の記者会見で、ノルウェー人のルードはポーランド人のシフィオンテクとの敗戦について振り返り、来年度に向けた新フォーマットの改善点にも言及した。

「サラ（エラニ）とアンドレア（ヴァヴァッソリ）が決勝の優勝候補であることは承知しており、彼らがコート上でその理由を示しました。シンシナティからぎりぎりで到着したにも関わらず時間を割いてくれたイガ（シフィオンテク）に感謝します。

素晴らしい経験であり、私たちは楽しみました。今はシングルスに集中する時です。イガとコートを共有し、プレーできたことは光栄でした。

このようなフォーマットの試みは初めてです。多くの反響を呼んだことは承知しており、意欲的な取り組みです。

観客にとってこれが素晴らしい体験であることは否定できません。水曜日の真夜中にアーサー・アッシュ・スタジアムが満員になるなんて、どれほどの頻度で目にできるでしょうか？

運営側はもっと多くのダブルス選手を参加させるようにできるはずです。今年は3組だけでした。参加したかったのにできなかった選手たちの不満は理解できます。

選手たちがこれほど強く反応すると、主催者は分析を重ね、批判を真摯に受け止め、翌年に向けて改善できる点を検討するでしょう」とルードはスーパーテニスに対して語った。