エリアス・イェマーが兄弟対決を制す：スウェーデン人選手がストックホルム大会のベスト16入り

ATP250ストックホルム大会の組み合わせ抽選は、初戦でのイェマー兄弟対決という見どころを用意していた。

ストックホルムATP250のセンターコートでは本日（火曜日）、エリアスとミカエル・イェマーの対戦が実現した。大会主催者からワイルドカードを与えられた二人のスウェーデン人選手は、ベスト16進出をかけて激突したのである。

2000年以降、ATP公式戦で兄弟対決が行われるのは、クリストフとオリビエ・ロッシュス（2回）、ユルゲンとゲラルト・メルツァー、アレクサンダーとミーシャ・ズベレフ、フランシスコとフアン・マヌエル・セルンドロに次いで、わずか6度目のことである。

世界ランク243位のエリアス・イェマーは、617位に下落した弟ミカエルと対戦。両選手ともランキングを上げたいと考えており、感情的要素が必ず絡む試合ではあったものの、ATP250のベスト16に入る絶好の機会を掴もうとしていた。

しかしこの兄弟対決では、最終的にエリアス・イェマーがより堅実なプレーを見せた。元世界105位のエリアスは、26本のウィナー（うちエース12本）を決め、直接ミスはわずか12回にとどめ、初の兄弟対決を2セット（6-2, 7-6、1時間29分）で制した。

8月から続いていた8連敗を脱したエリアス・イェマーは、第2ラウンドでジェイコブ・ファーンリーと対戦する。ファーンリーは月曜日の初戦でタロン・フリープールを撃破（6-3, 6-7, 7-6）している。