パリ・マスターズ1000:ロワイエが全仏対決を制す、ブランシェは予選でクインに敗れる
パリ・マスターズ1000の予選が土曜日朝に始まり、フランス人選手に関する最初の2試合の結果が明らかになった。
ピエール=ユーグ・エルベールとバランタン・ロワイエの対戦が組まれていた。世界ランク69位でここ数ヶ月着実に成長を続ける後者が、ATPランク142位のエルベールに対し、コート1で優位と見られていた。
実際、昨年のロアンヌ・チャレンジャー2回戦での唯一の対戦ではP2H(エルベール)が勝利している。34歳の選手は好スタートを切り、早々にブレイクを奪ったが、そのリードを維持できなかった。
セット獲得に向けて5-4でサービスゲームに入ったエルベールは、ロワイエにブレイクバックを許し、その後6-5での最終的なブレイクでロワイエが決定的に先行した。勢いをつけたロワイエはその後、セット中盤に相手のサービスゲームを奪い、これが勝利に十分だった。
エルベールの19本のウィナーショットに対し、わずか4本のウィナーしか打てなかったが、ロワイエは2セット(7-5, 6-3、1時間20分)で勝利し、セバスチャン・コルダ対ビト・コプリバの勝者と対戦する予選最終ラウンドに進出した。
一方、ユーゴ・ブランシェは1回戦を突破できなかった。コート3では、主催者から予選参加のワイルドカードを受けたブランシェが、イーサン・クインに阻まれた。
世界ランク146位のブランシェは予選12番シードと対戦したが、ブレークチャンスで十分に決定的なプレーができず、より良い結果を望むには至らなかった。対するATPランク71位のクインは、5つのブレークチャンスのうち4つを成功させる機敏さを見せ、2セット(6-2, 6-3、1時間9分)で試合を決めた。クインは本戦出場をかけて、ジェンソン・ブルックスビー対ボティック・ファン・デ・ザンドシュルプの勝者と対戦する。
Herbert, Pierre-Hugues
Quinn, Ethan