ショー、緊張、そして支配：ブブリクがムテをロレックス・パリ・マスターズでストップ

爆発的な試合が予想されたムテとブブリクの対決は短く終わった。サービスで圧倒的でラリーでも冴えを見せたカザフスタン選手が6-3、7-5で勝利し、2025年シーズンの好調とマスターズ出場権獲得への夢を継続させた。

ロレックス・パリ・マスターズの夜の目玉カードとなったこの一戦。コートの外では決して友人とは言えないコランタン・ムテとアレクサンダー・ブブリクが、パリのマスターズ1000シリーズ2回戦で激突した。

フランス人選手のムテは前日にライリー・オペルカを下して勝ち上がり、一方ブブリクはポピリンを楽に破って1回戦を突破していた。気まぐれなプレースタイルで知られる二人の選手は、スプーサーブ、パッシングショット、守備的なショットなどでパリの観客にいくつかの見事なポイントを披露した。

しかし全体的には、2025年シーズンですでに4度のタイトルを獲得しているブブリクがナンテールのセンターコートでより強さを見せつけた。サービスで圧倒的（エース6本、ブレーク許さず）だっただけでなく、29本のウィナーを決めるなど安定したプレーを披露。

1時間36分の試合時間で、ブブリクは6-3、7-5で勝利し、ムテの出場権獲得への望みを打ち砕いた。

ATPファイナルズ出場権獲得レースにまだ残っているブブリクは、明日テイラー・フリッツとの3回戦に臨む。一方ムテは来週、メス大会の最後の開催に出場する予定だ。