ディミトロフ/マユ組がパリでダブルス参戦、フランス人選手の最後のトーナメントに

ニコラ・マユはプロテニス界に別れを告げるにあたり、グリゴール・ディミトロフと組んでパリ大会のダブルスに出場する。

数ヶ月前に既に発表されていたが、この2025年パリ大会はマユにとって特別な意味を持つ。43歳となったフランス人選手は、来週パリでプロキャリア最後のトーナメントをダブルスで戦うことになる。ダブルスの組み合わせ抽選が行われ、マユはグリゴール・ディミトロフとペアを組んで出場することが決まった。

7月7日のウィンブルドン選手権第4ラウンドでのヤニック・シナー戦で途中棄球以来ツアーを離れていたブルガリア人選手ディミトロフは、今シーズン最後のトーナメントを楽しむことを決意し、マユのキャリア最後の瞬間を共にすることになった。

1回戦では、ディミトロフ/マユ組はユーゴ・ニスとエドゥアール・ロジェ・バセラン組と対戦する。ピエール＝ユーグ・エルベールと組んでグランドスラムダブルス5度の優勝経験を持つマユは、2023年のロッテルダムとワシントンの2大会ですでにディミトロフとコートを共にしている。