「2011年か2015年に戻ったような気分だ」ケチュマノビッチが語るジョコビッチの圧倒的レベル
Le 06/07/2025 à 06h17
par Adrien Guyot

ノバク・ジョコビッチはミオミル・ケチュマノビッチにとってあまりにも強すぎた。ウィンブルドン3回戦で実現したセルビア人同士の対決で、38歳のセルビア人スターはグランドスラム25勝目を目指し、同胞選手に一切の隙を与えなかった。これで対戦成績は4戦全勝となった。
驚異的なパフォーマンスを見せたジョコビッチは、60本のウィナーに対して19の直接ミスのみ。わずか7ゲームしか失わず(6-3、6-0、6-4、1時間47分)、圧勝した。元世界ランキング1位がアレックス・デミナールと準々決勝進出をかけて対戦する中、ATPランク49位のケチュマノビッチは同胞のレベルに感銘を受けた様子だ。
「2011年か2015年に戻ったような気分だ。もし彼がこの調子でプレーし続ければ、あと20回はグランドスラムを制するだろう。狂気の沙汰だ!コートの反対側に立つと、自分は何をすべきかさえわからなくなる」
「昨年のシンナー戦や2022年のノバク(ジョコビッチ)戦と比べると、恐怖心なしにコートに入れたことは満足している。だが彼のレベルは非常に高かった」
「もちろん、こうした試合はより努力するモチベーションになる。だが彼はアルカラスやシンナーと同様、ほとんどの選手が到達できない領域にいる。私には無理だろうが、可能な限り近づけるよう努力する」
「フィジカル面で言えば、彼はあと5時間でもプレーできただろう。私は無理だ。サーブは非常に安定している。強力ではないが、届かない位置に正確に配置される」
「さらにサーブのバリエーションが豊富で、読み切れない。メンタル面については言うまでもない」と、ケチュマノビッチは地元メディア・スポルト・クルブの取材にここ数時間でこう語った。