ATP250ロスカボス大会:コバセビッチ対シャポバロフの決勝戦が実現
Le 19/07/2025 à 06h44
par Adrien Guyot

金曜日から土曜日にかけての夜、メキシコでATP250ロスカボス大会の準決勝が行われた。最初の試合は第3シードのデニス・シャポバロフ(世界ランク33位)対第8シードのアダム・ウォルトンの対戦だった。カナダ人選手シャポバロフはランキング通りの実力を見せつけた。一方的な試合展開で(ウィナー24本対8本)、シャポバロフは相手を完全に圧倒し、あっさりと主導権を握った。
わずか1時間強のプレイで、今年ダラス大会優勝者のシャポバロフは今週の大会で12ゲームしか失わずに決勝進出を決めた(6-2, 6-2)。ATPツアー通算9度目の決勝で、4つ目のタイトル獲得を目指す。
決勝でシャポバロフと対戦するのはアレクサンダル・コバセビッチだ。アメリカ人選手のコバセビッチは、今シーズン初めのモンペリエ大会に続き、世界ランク10位のアンドレイ・ルブレフを2戦連続で破る番狂わせを演じた。
世界ランク76位のコバセビッチは試合開始から苦戦し、第1セットで2回ブレークを許した。第2セットでは2回取ったブレークのうち1回を返したが、最終的にセットを奪い、このメキシコ大会の第1シードを危険で決定的な最終セットに追い込んだ。
結局、ルブレフは試合全体で14のブレークポイントを許し、最も悪いタイミングで崩れた。38本のウィナーを放ちながらも決勝進出はならず、コバセビッチがキャリア2度目の決勝進出を果たした(3-6, 6-4, 6-4、試合時間2時間28分)。
今年初めのモンペリエ大会ではフェリックス・オジェ=アリアシムに敗れており、26歳のコバセビッチは初のATPタイトル獲得を目指す。コバセビッチとシャポバロフはATPツアーで対戦経験がなく、ロスカボスでの初対決は大きな見どころとなる。