WTA 250ヤシ大会：グラチェワ、シルステアに敗れ8強逃す

バルバラ・グラチェワはWTA 250ヤシ大会の準々決勝進出を懸けて戦った。世界ランク106位のフランス人選手は、週初めにアナ・ボグダン（7-5、6-2）に勝利して好調なスタートを切っており、今度はルーマニアの別の選手ソラナ・シルステアとの8回戦に臨んだ。35歳のシルステアは初戦で同胞のミハエラ・ブザルネスクをストレート（6-2、6-2）で下していた。

直接対戦成績では、この試合前にシルステアが2勝0敗とリードしており、3度目の対戦までにグラチェワから1セットも奪われたことがなかった。

2022年メルボルンでの初対戦時、当時まだロシア代表だったグラチェワは1ゲームも奪えずに敗退している。今回は好調なスタートを切ったものの、グラチェワは勢いを維持できなかった。2-0とリードした後、第1セットの残り6ゲームをすべて失ってしまった。

第2セットではサービスゲームでより安定したプレーを見せたが、4-4の最も重要な局面で力尽き、次のゲームで試合を決められた（6-2、6-4、1時間17分）。シルステアは準々決勝へ進み、第1シードのエリナ・アバネシアン（7-6、6-2）を破ったマリア・カーレと対戦する。