アルカラス、錦織を速攻で破り、全豪オープンの第3ラウンド進出

カルロス・アルカラスには時間の無駄がない。世界ランキング3位のスペイン人選手は、自身の経歴に欠けている唯一のグランドスラム大会での優勝を目指している。

初戦ではアレクサンダー・シェフチェンコを3セットで破り、アルカラスは西岡良仁との対戦でもその勢いを維持したいと考えていた。

終始圧倒的なプレーを見せた4度のグランドスラム優勝者アルカラスは、相手にほとんどチャンスを与えず、試合全体でわずか7回のウィナーショットしか許さなかった。

一度もブレイクポイントを許さず、アルカラスは36回のウィナーショット、16回のアンフォーストエラー、14本のエースを記録し、わずか1時間20分で6-0、6-1、6-4で勝利した。

21歳のスペイン人選手は次の対戦でヌーノ・ボルヘスと戦うことになる。ポルトガル人のボルヘスはジョーダン・トンプソンを6-3、6-2、6-4で破り、全豪オープンの第2週目進出を賭けてアルカラスと対戦する権利を手にした。

「すべてのグランドスラムを制覇することは、この大会でいつか優勝したいと思う理由の一つです。

目標は、自分の名前を非常に限られたサークルに加えること。私はその瞬間に備えるために毎日努力しています。

今年がその年であることを願っています。しかしステップバイステップ進む必要があります。物事がどのように展開するか見てみましょう。

今はただ次のラウンドのことだけを考えています。もちろん、もっと遠くに進みたいと願っています」とアルカラスは勝利後に語った。