「スローコートでテニスを観戦する方がずっと楽しい」ルブレフが語る異なるサーフェスの見解

コート後方からリズム良く打つ能力で知られるルブレフは、ハードコートでのプレーを好む。スローとされるコートの愛好者であると同時に、観戦者としても同様の嗜好を持っている。テニスチャンネルのインタビューで、このロシア人選手は異なるプレー条件についての見解を述べた。

「観客として、スローコートでテニスを観る方がはるかに楽しめます。このサーフェスでは長いラリーが可能で、守備から攻撃へと切り替わる展開が見られます。

これは積極性と、ポイントをどう組み立てるかという戦略的思考を必要とします。このようなコートで勝つためには、より高い戦術的知性と優れたフィジカルコンディションが求められます。動き回る際に非常に機敏で賢くなければならないからです」

トロント大会のベスト16に進出したルブレフは、スペインのダビドビッチ・フォキナと対戦予定だ。昨年はポピリンに決勝で敗れ（6-2, 6-4）、準優勝に終わっている。