ワシントンATP500:デミナールとシェルトンが準決勝進出、フリッツは準々決勝で敗退
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コランタン・ムーテが最初に準決勝進出を決めた後、ワシントンATP500トーナメントの準決勝に進む残り3選手が決定しました。
今週初めにホルガー・ルーンの棄権によりラッキールーザーとして繰り上がったフランス人選手は、ATPツアーでのキャリア3度目の決勝進出をかけてアレックス・デミナールと対戦します。
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オーストラリアのデミナールは、騒がずにアメリカの首都で好調を維持しています。第7シードの世界ランク13位の選手は、21本のウィナーショットでブランドン・ナカシマを6-4, 6-4(1時間33分)で下しました。
シーズン初めにロッテルダムで準優勝したデミナールは、ウィンブルドン前のマヨルカ・グラスコート大会で優勝目前まで進んだムーテと同様、今シーズン2度目の決勝進出を目指します。オーストラリア人選手は今シーズンハードコートで20勝を挙げており、これは全選手中最多です。
一方、ベン・シェルトンはフランセス・ティアフォーとのアメリカ人同士の準々決勝を制しました。世界8位のシェルトンは昨年の全米オープンで同胞に敗れましたが、今回は7-6, 6-4でリベンジを果たしました。
22歳の左利き選手は、テイラー・フリッツを逆転で下したアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナと決勝進出を争います。両者は今シーズン4度目の対戦となり、期待通りの熱戦となりました。
第1シードのフリッツは、第3セット5-3でマッチポイントを握った時点で優位と思われました。しかし5-2とリードされながらも粘り強いスペイン人選手は、体力と精神力で最後の5ゲームを連取し(7-6, 3-6, 7-5、3時間2分)、劇的な勝利を収めました。
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