「人生の新たな章を始めることに、興奮以上のものを感じています」ティモフェーエワが国籍変更を正式発表
世界ランク146位のマリア・ティモフェーエワ(ロシア出身)が、今後は別の国を代表してプレーすることとなった。
2003年にモスクワで生まれたティモフェーエワは、ここ数時間のうちにソーシャルメディアで大きな変化を発表。現在世界146位(WTA自己最高ランク93位)のロシア人選手は、今後ウズベキスタンを代表する。本人がここ数時間のうちに自身のInstagramアカウントでこのニュースを伝えた。
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「皆さん、こんにちは。このたびウズベキスタン国籍を取得し、本日より誇りを持ってウズベキスタンを代表することを正式に発表できることを光栄に思います。
人生の新たな章を始めることに、興奮以上のものを感じており、明日(今日)ウズベキスタン選手として初めての試合を戦うことを楽しみにしています。皆様の多大なサポートに感謝します」と、21歳の選手は綴った。
現在イタリアで開催中のWTA125ロヴェレート大会に出場中のティモフェーエワは、初戦で今年イタリアに帰化したアメリカ出身のタイラ・カテリーナ・グラント選手と対戦する。
ここ数年、複数のロシア人女子選手が国籍を変更している。ロシア生まれながら現在はカザフスタンを代表するリバキナとプティンツェワに加え、アヴァネシアン(アルメニア)、グラチェバ、エフレモワ(フランス)、カサトキナ(オーストラリア)もWTAツアーで同様の事例がある。
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