ジャケモ、ベルリン予選でジャベルに苦渋の敗戦

オンス・ジャベルとエルサ・ジャケモがこの土曜日、WTA500ベルリン大会予選1回戦で対戦した。

ウィンブルドンで2度の準優勝（2022年・2023年）を誇るジャベルは得意サーフェスの1つでプレーしたが、ジャケモ相手に危うく罠にはまりかけるところだった。フランス人選手が最初のセットを奪取した後、ジャベルがスコアを追いつかせた。

1時間にも及んだ第3セットは、観戦に訪れた観客たちに真の見せ場を提供。両選手はタイブレークまで互角の勝負を繰り広げ、劇的な展開が続いた。ジャケモはまず2つのマッチポイントを救ったものの7-7で滑り転び、医療タイムアウトを取った。

この危機にもかかわらず、世界ランク113位のジャケモは再び戦いに戻り、さらに2つのマッチポイントを退けることに成功。10-9と11-10で自らマッチを決めるチャンスを得たが、結局24ポイントに及ぶ激闘の末、13-11のスコアでこのタイブレークを落とした。

ジャベルは苦しい予選突破（4-6, 7-5, 7-6）を果たし、予選2回戦では王欣瑜と本戦出場権をかけて対戦する。

ベルリン大会に出場した別のフランス人選手、クロエ・パケはアイラ・トムリャノビッチ（0-6, 6-3, 6-4）に敗れた。