パリ大会でフランス勢が8強入りゼロ：大会史上まれな事態

リンダーネッヒ、カゾー、ミュラー、ムーテの敗退により、パリ・マスターズ1000の準々決勝にフランス人テニス選手は一人も出場しないことになった。

フランステニス界は今年のマスターズ1000で輝かしい成績を収めてきたが、ラ・デファンス・アレナで開催される初の大会となる今回のパリ大会では、フランス人選手が準々決勝に進出するのは皆無となった。

残っていた最後の4人のフランス人選手、アルテュール・リンダーネッヒ、アルテュール・カゾー、アレクサンドル・ミュラー、コランタン・ムーテは、いずれもこの水曜日に行われた3回戦で敗退した。

したがって、フランス人選手はこの木曜日から大会終了までコートに立つことはない。これは極めて稀な事象である。なぜなら、1986年にベルシーで開催されたパリ大会の初回以来、フランス人選手が準々決勝に進出できなかったのは、2018年と2023年に次いで今回が3度目だからだ。7年前には10人が出場し、2年前には8人、そして今年は7人がエントリーしていた。