ビデオ - アルカラズの東京での「ビンタ」：会場全体を震撼させた怪物級のフォアハンド

試合開始時の足首捻挫による一時的な不安にもかかわらず、カルロス・アルカラズは東京での初戦で揺るがぬプレーを見せた。

キャリア3度目の対戦となるアルゼンチンのセバスチャン・バエス（世界ランク41位）との試合で、スペイン人選手は再びその圧倒的なパワーを発揮。第1セット4-4（バエスのサービスゲーム）で放った対戦者へのフォアハンドの「ビンタ」が何よりの証拠となった。

ベースラインからのラリーを重ねた後、カルロス・アルカラズはまずスライスしたバックハンドでリズムを乱し、続けてコロシアムの観客を震撼させるクロス方向の銃弾のようなショットを放った。アルゼンチン選手は返球を試みたものの、相手のパワーに完全に圧倒される形となった。

その後、エル・パルマール出身のアルカラズは2セット（6-4, 6-2）で勝利を収め、ベルグスとの2回戦進出を決めた。