フィルズのシーズン終了：フランス人選手がパリ・マスターズ1000を断念

依然として背中の負傷に悩むアルテュール・フィルズは、パリでプレーできる状態ではなく、シーズンを終了した。

8月初頭のトロント・マスターズ1000以降、ATPツアーを離れていたフィルズは、全仏オープンで疲労骨折を負った後、現在も回復期にある。

カナダでの3回戦でイジー・レヘツカに敗れて以来、この21歳の選手は一切試合に出場しておらず、ウィンブルドン、全米オープン、さらにシンシナティと上海のマスターズ1000を欠場していた。

ここ数日、フィルズはATP500のバーゼル大会への参加も取りやめていたが、このフランス人選手の苦難は続いている。パリ・マスターズ1000に出場できることを期待していたが、世界ランク30位の彼は身体的にまだ準備が整っておらず、欠場を余儀なくされ、これによりシーズン終了となった。

フィルズは、ノバク・ジョコビッチ、ジャック・ドレイパー、ホルガー・ルーネ、フランセス・ティアフォー、ガエル・モンフィスに続き、ラ・デファンスで開催される初のロレックス・パリ・マスターズを欠場する6人目の選手となった。彼の撤退により、ダニエル・アルトマイアーが本戦に繰り上がった。