ブロンゼッティ、マドリード1回戦で大坂を破りキーズと対戦へ
Le 22/04/2025 à 14h20
par Adrien Guyot

マドリードWTA1000のメイン抽選初日、大坂なおみが競技復帰を果たした。先月のマイアミ大会以来初の試合となる今大会で、世界ランク55位の日本人選手はルチア・ブロンゼッティとスペイン首都での初戦を戦った。
大坂はこれまで2度の対戦でブロンゼッティに敗れたことがなく、今季初のクレーコートでの試合に臨んだが、イタリア人選手の場合はそうではなかった。
先週ルーアン大会に出場した世界59位のブロンゼッティは、ティアントア・ラコトマンガ・ラジャオナに初戦で敗れ、クレーシーズンが本格化する中で自信を十分に蓄えることができなかった。
第1セットではサーバーが機能し、ブロンゼッティはブレーク1回でリードを奪った。しかし第2セットでは4度のグランドスラム優勝者が反撃に転じ、追いついて決勝第3セットに持ち込んだ。
ブロンゼッティが先にブレークを奪ったが、大坂がすぐに追いついた。おそらくクレーコートでの感覚が鈍っていたためか、サーブの質は良かったものの(エース7本、ブレークポイント8回を防ぐ)、パトリック・ムラトグルー新コーチの指導を受ける大坂は結局敗れ去った(6-4、2-6、6-4、試合時間2時間20分)。
26歳のルチア・ブロンゼッティはメインツアーでの3連敗を止めた。3月18日のマイアミ大会1回戦でジェシカ・ボウザス・マネイロに勝利して以来の勝ち星を求めてきたイタリア人選手は、今年初めに全豪オープンで優勝したマディソン・キーズとの華やかな2回戦を手にした。