ベグ、キャリアに休止を宣言：「さよならではない」

現在世界121位のイリーナ＝カメリア・ベグは、今後数ヶ月間WTAツアーに参加しない。

イリーナ＝カメリア・ベグは2025年シーズンを順調に過ごしたわけではないが、WTAツアーでのタイトル獲得の喜びを再び味わった。3年ぶりに、ルーマニア人選手はヤシでのWTA250トーナメントで優勝トロフィーを掲げ、キャリア6度目のタイトルを獲得した。母国で35歳の選手は決勝でジル・タイヒマンを（6-0, 7-5）で下し、これによりトップ100に返り咲いていた。

しかし、この地元での勝利は、元世界22位の選手にとってメインサーキットでの最後の登場となっている。このほど、現在WTA121位となった彼女は、自身のSNSに投稿したメッセージでキャリアの休止を決断した理由を説明した。

「皆さん、こんにちは。考える時間を経て、重要な情報を共有する準備ができました。今年、私は健康上の問題やその他の課題に直面し、自分の体の声に耳を傾け、もっと自分を大切にする必要があると気づきました。

これが、ヤシのトーナメント後、私は明確な期限を設けずにテニスから一時離れることを決めた理由です。これはさよならではなく、単なる休憩であり、健康とウェルビーイングに集中するためです。

ビクトル（クリヴォイ、コーチ）とルチアン（ニクレスク、フィジカルコーチ）には、これまでの年月、支え、努力、そして共有してきた思い出に感謝しています。私の現在のニーズを理解してくださりありがとうございます。

今後のご活躍を心よりお祈りします。そして皆様には、この旅を通じて示してくださった愛とサポートに感謝します。それは私が言葉で表せる何よりも大きな意味があります」と、ベグはここ数時間で自身のInstagramアカウントにこう記した。