WTA250イアシ大会1回戦でルーブロワ、第3セットで巻き返すもウドヴァルディに敗れる

マルゴー・ルーブロワはWTA250イアシ大会での進出を果たせなかった。ルーマニアでの予選を勝ち上がった世界ランク321位の24歳フランス人選手は、ラヴィニア・タナシェ(1-6, 6-3, 6-2)とジョージア・クラチュン(0-6, 6-3, 6-4)という2人のルーマニア選手を破り本戦出場を決めていた。
1回戦では、WTAランク150位のハンガリー選手パンナ・ウドヴァルディと対戦。予選での2試合同様、フランス人選手は出だしで苦戦し、36分の戦いの末に第1セットを失った。
サービスゲームで安定感を見せたルーブロワは、第2セットを奪いスコアを1-1のタイに戻す。決着の第3セットでは、ウドヴァルディがまず3-0とリードし、さらに30-40と相手のサービスゲームでブレークポイントを握った。
この危機的状況でルーブロワが覚醒。ダブルブレークの危機を救い、3-3の同点に追いつく。勢いに乗った彼女はその後ブレークを決め4-3と逆転リードした。
しかし最終的には、第3セットで見せた健闘も空しく、5-4でマッチサーブの機会を得ながらもマルゴー・ルーブロワは完全に流れを変えられなかった。追い詰められタイブレーク進出をかけてのサービスゲームで、ハンガリー選手の最初のマッチポイントで敗北が決まった(6-3, 2-6, 7-5、試合時間2時間16分)。
過去に世界76位まで上り詰めた26歳のウドヴァルディは重要な勝利を収め、ラウンド16進出を決めた。準々決勝進出をかけては、世界104位でアリシア・エレロ・リニャーナを6-3, 6-2で破ったフランチェスカ・ジョーンズと対戦する。
イアシ大会では現在、バルバラ・グラチェバが唯一残るフランス人選手となった。月曜日にアナ・ボグダン(7-5, 6-2)を破った彼女は、ラウンド16でソラナ・クルステアまたはミハエラ・ブザルネスクという別のルーマニア選手と対戦予定だ。